
弔問のマナー

弔問に伺うときのマナー
●危篤の知らせを受けたとき
危篤の知らせがあるのは、命あるうちに一目会ってほしいという家族の思いが込められています。可能であれば駆けつけたいものです。
どこに行けばよいのか、自宅か病院か、病院の場合、本院や分院があるので、病院名、所在地、部屋番号をしっかり確認します。
●死去の知らせを受けたとき
とくに親しい知人の場合は、通夜より前に駆けつけます。普段着のままでもかまいませんが、喪家が遠方で、通夜や葬儀の前に自宅に戻れそうもないときは、喪服や香典も用意していきます。最近は貸衣装も準備されています。
遺体が自宅に戻らず、斎場に直行する場合もあるので、伺う場所をきちんと確認しましょう。
●遺族へのあいさつは
おつきあいの深さにもよりますが、あいさつは短めに。心を込めて「このたびはご愁傷さまでございます。お悔やみ申し上げます」などと、想いを伝えます。
忌み言葉は気にしなくてかまいません。こだわって不自然なあいさつになるより、心から出た言葉で気持ちを伝えたいもの。
また遺族が、友人だからこそ頼みたい用事もあるかもしれません。「お手伝いできることがあればお申しつけください」のひと言も忘れずに。
●故人と対面するときは
遺族に「会ってやってください」と言われたとき、あるいは遺族の許しを得てから対面します。
和室の場合、故人の枕元に近づくときは、膝で進み(膝行:しっこう)、両手をついて一礼し、合掌します。対面したら、膝行で下がって、「ありがとうございました」と一礼します。
「安らかなお顔ですね」「穏やかなお顔ですね」など、遺族をいたわる言葉をかけましょう。
●通夜振る舞いでは
本来通夜は、遺族や親しかった人が故人と別れを惜しむ最後の夜です。一般の弔問客は、早めに辞します。
通夜振る舞いでは、声高に話したり、酔ったりすることのないように、静かに故人を偲んで思い出話をし、長居をせずに切り上げましょう。
●葬儀・告別式でのマナー
早めに着くようにし、受付で記帳して香典を渡します。通夜で香典を渡した場合も、記帳だけはします。
火葬場まで行く気持ちがあるときは、喪主に早めに申し出ます。
式での席は、自由席ならば、前から詰めて座ります。
葬儀に出席したら、できれば出棺まで見送りましょう。
危篤の知らせがあるのは、命あるうちに一目会ってほしいという家族の思いが込められています。可能であれば駆けつけたいものです。
どこに行けばよいのか、自宅か病院か、病院の場合、本院や分院があるので、病院名、所在地、部屋番号をしっかり確認します。
●死去の知らせを受けたとき
とくに親しい知人の場合は、通夜より前に駆けつけます。普段着のままでもかまいませんが、喪家が遠方で、通夜や葬儀の前に自宅に戻れそうもないときは、喪服や香典も用意していきます。最近は貸衣装も準備されています。
遺体が自宅に戻らず、斎場に直行する場合もあるので、伺う場所をきちんと確認しましょう。
●遺族へのあいさつは
おつきあいの深さにもよりますが、あいさつは短めに。心を込めて「このたびはご愁傷さまでございます。お悔やみ申し上げます」などと、想いを伝えます。
忌み言葉は気にしなくてかまいません。こだわって不自然なあいさつになるより、心から出た言葉で気持ちを伝えたいもの。
また遺族が、友人だからこそ頼みたい用事もあるかもしれません。「お手伝いできることがあればお申しつけください」のひと言も忘れずに。
●故人と対面するときは
遺族に「会ってやってください」と言われたとき、あるいは遺族の許しを得てから対面します。
和室の場合、故人の枕元に近づくときは、膝で進み(膝行:しっこう)、両手をついて一礼し、合掌します。対面したら、膝行で下がって、「ありがとうございました」と一礼します。
「安らかなお顔ですね」「穏やかなお顔ですね」など、遺族をいたわる言葉をかけましょう。
●通夜振る舞いでは
本来通夜は、遺族や親しかった人が故人と別れを惜しむ最後の夜です。一般の弔問客は、早めに辞します。
通夜振る舞いでは、声高に話したり、酔ったりすることのないように、静かに故人を偲んで思い出話をし、長居をせずに切り上げましょう。
●葬儀・告別式でのマナー
早めに着くようにし、受付で記帳して香典を渡します。通夜で香典を渡した場合も、記帳だけはします。
火葬場まで行く気持ちがあるときは、喪主に早めに申し出ます。
式での席は、自由席ならば、前から詰めて座ります。
葬儀に出席したら、できれば出棺まで見送りましょう。
碑文谷 創 『臨終から納骨、法要まで お葬式』小学館、2005年、176-177ページ |