
通夜から葬儀まで

神式の通夜と葬儀・告別式
●通夜には通夜祭と遷霊祭を
神道ではお葬式のことを「神葬祭」といいます。通夜にあたるのが「通夜祭」と「遷霊祭」で、告別式は「葬場祭」といいます。
人は死ぬと神の許に帰り(帰幽)、神の許に帰った御霊は、生きているときと同じように遺族の近くで生活し、遺族を見守ると考えます。ですから「通夜祭」は、故人に対して生きているときと同じように礼を尽くし、奉仕する儀式をとり行います。
「遷霊祭」は故人の御霊を、遺体から依り代である「霊璽」に移す儀式です。霊璽は仏式の位牌にあたり、木製で「木主」ともいいます。
御霊を移した後、遺族は御霊舎に移すまで、霊前に毎日欠かさず拝礼します。
忌明は五十日祭か百日祭か1年後になります。普通は五十日祭に、「清祓の儀」を行い、忌明とします。
神道ではお葬式のことを「神葬祭」といいます。通夜にあたるのが「通夜祭」と「遷霊祭」で、告別式は「葬場祭」といいます。
人は死ぬと神の許に帰り(帰幽)、神の許に帰った御霊は、生きているときと同じように遺族の近くで生活し、遺族を見守ると考えます。ですから「通夜祭」は、故人に対して生きているときと同じように礼を尽くし、奉仕する儀式をとり行います。
「遷霊祭」は故人の御霊を、遺体から依り代である「霊璽」に移す儀式です。霊璽は仏式の位牌にあたり、木製で「木主」ともいいます。
御霊を移した後、遺族は御霊舎に移すまで、霊前に毎日欠かさず拝礼します。
忌明は五十日祭か百日祭か1年後になります。普通は五十日祭に、「清祓の儀」を行い、忌明とします。
碑文谷 創 『臨終から納骨、法要まで お葬式』小学館、2005年、88-90ページ |