臨終から納棺まで

危篤になったときの手配

●近親者に連絡する
医師に危篤を告げられたら、すぐに家族に知らせます。知らせる目安は、本人を中心とした二親等以内(図参照)の血族で、親、子、きょうだい、祖父母、孫です。また、とくに親しい友人など、最後に本人に会わせたいと思う人がいれば連絡します。

連絡の範囲

●緊急連絡の方法
病状の予測がつくときは、事前に電話、FAX、携帯電話とそのメールアドレス、住所などを書いた緊急連絡先のリストをつくっておくとあわてずにすみます。

連絡は電話が最適です。できれば、自宅電話だけでなく、携帯電話の番号も教えてもらっておくと、連絡が早く確実にできます。電話が通じないときは、FAX、メール、電報などを利用します。
緊急連絡の電話では、必要事項を正確、簡潔に伝えます。前置きのあいさつはいりませんが、深夜や早朝の場合は、おわびの言葉を。
①自分の名前、病人との関係を名乗る。
②病人の危篤の事実を伝える
③病人のいる場所(自宅か病院か。病院の場合は本院、分院、第1、第2などがある場合もあるので、住所と、病室の部屋番号も)を伝える。
④病人との対面を希望する意を伝える。
⑤こちらの連絡先を伝える。

相手が来るか来ないかは、こちらから確認しません。来るという意思表示があったときは、病院の所在地、道順、部屋番号などを知らせます。
危篤を知らせたい相手が外出中のときは、①~⑤の要点をもれなく伝え、外出先に連絡をとってもらえるよう伝えます。連絡不備で、大事な人の死に目に会えないことのないようにしたいものです。

●緊急定文電報の打ち方
電話が通じないときの連絡方法のひとつに、電報があります。一般の電報の受け付けは午前8時~午後10時。それ以外の時間は「緊急定文電報」にします。(0120-000-115)。
緊急定文電報は、NTTが用意している4種の文例(「危篤」、「危篤、至急電話されたし」「危篤、至急連絡されたし」「危篤、至急来られたし」)を用いることが条件。定文の前後に、20字つけ加えられます。

●自宅で危篤に陥ったときは
自宅で容体が急変し、危篤に陥ったときは、すぐに主治医に連絡をとり、指示を仰ぎます。休診日や深夜の場合は、119番で救急車を呼び、かかりつけの病院・医院に運んでもらいます。
ふだん、まったく医師にかかっていない人が自宅で突然倒れた場合は、119番で救急車を呼び、救急指定病院に運んでもらいます。
絶命している場合も、主治医または119番に連絡します。医師により死亡が判定されるまでは、遺体を動かすことはできません。

●宗教者への連絡
必要に応じて宗教者に連絡をします。
本人がキリスト教の信仰をもつ場合は、信者の臨終には牧師や神父が立ち会って祈ることが大切とされています。
仏教でも、死亡後、自宅に搬送し、枕経をお願いしたりするので、僧侶への連絡も忘れないようにしましょう。

碑文谷 創 『臨終から納骨、法要まで お葬式』小学館、2005年、38-40ページ

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